これから渓流ルアーを始めてみたいという方で、リール選びに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
渓流釣りは海釣りやバス釣りとは違った釣りなので、何を基準にリールを選べば良いかわかりづらいです。
また、リールにかけられる値段も限られるので、なるべく安いもので済ませたいという方もいるかと思います。
そこで今回は、渓流ルアー釣りをこれから始めるという方におすすめのコスパの良いリールの17サハラを紹介してみたいと思います。
このリールは僕が渓流ルアーフィッシングを始めて最初の1年使い通したリールです。
1年使っているとある程度は良いところや悪いところ、扱う上での注意点などわかってきたのでそれをまとめていきたいと思います!
サハラのスペック
まずはサハラの簡単な説明からしていきたいと思います。
サイズ(番手)
サハラのサイズは、500番から5000番まであります。
このなかで渓流ルアー用に使うとすれば、500番から3000番までのサイズになるかと思います。
特に500番や1000番のサイズは渓流ルアーにはピッタリです。
他の釣りでもリールを使いまわしたいという方は3000番が良いかと思います。
ギア比
サハラのギア比は、ノーマルギアとハイギアに別れます。
渓流ルアーで使うのであれば、ノーマルギアでもハイギアでもどちらでも良いのですが、使うルアーによって決めるのが良いかもしれません。
スプーンやスピナー、ミノーなど幅広く使いたいならノーマルギア、ミノーイングしかしないというならハイギアがいいかと思います。
また、巻き心地を優先するならノーマルギアにしておきましょう。ハイギアは巻き心地が重めなので慣れるまで疲れると思います。
1年間使っても目立った故障はなかった
僕が渓流ルアーフィッシングを始めてから最初の1年はこのサハラを使いましたが、とくに目立った故障はありませんでした。
最初は5000円のリールは安いのですぐに壊れそうと思ったのですが、そのようなことはありませんでした。
普通に使っていればこのくらいのものでも壊れることはないようなので、その点は安心して良さそうです。
安いので安心して使える
渓流釣りは他の釣りと比べても移動が多い釣りなので、タックルを落としたりすることがあります。
特に源流などになると岩を登ったり崖を登ったりするので、タックルを落とす危険性が高くなります。
そうなると、高いリールを使っているとそっちの心配ばかりしなくてはいけないので釣りに集中できません。
ですので、渓流釣りをするのであればサハラのように安いリールを使うのをおすすめします。
スプールに傷
渓流釣りで移動する際にタックルを岩の上に置いたりしていると、いつのまにかスプールに傷が付いていることがあります。
スプールに傷が付くとラインが傷に引っかかりスムーズに出てこなくなるので、ルアーの飛距離がかなり落ちます。
スプールに傷が入ってしまった場合は、小さな傷ならヤスリで磨くと取ることができますが、大きな傷の場合はスプールを交換するのが良さそうです。
ベールが変形
移動中にリールを落としたりするとベールが変形してしまうことがあります。
ベールが変形するとラインがうまく出てこなくなり、釣りずらくなってしまいます。
力技で元の形に戻すこともできますが、完璧には戻らないので見た目が悪くなったりします。
砂利で動きにくくなる
魚が釣れたときにリールを砂の上に置くと、隙間に砂利が入って動きが悪くなってしまうことがあります。
一度砂利が入ると取り出すのが大変なので時間をかなり取られてしまいます。
完璧にリールが回らなくなることもあり、そうなると釣りができなくなってしまうので注意しましょう。
まとめ
今回はシマノのコスパの良いリール、17サハラc2000sを紹介してみましたが、渓流ルアー初心者の方ピッタリのリールなので迷っている方はこれを買ってみましょう。
最初から高いリールを使うのも悪くないですが、慣れてないと傷つけやすいので初めはあまり良いリールは使わないようにしておきましょう。
安いロッドとこのリールのセットなら1万円程でタックルが揃うので、渓流ルアーに興味がある方は是非チャレンジしてみてください。
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