あまりヤマメが釣れないと言われる福岡で、ヤマメを釣るにはどこに行けばいいか分からない…という方は結構多いはず。
特に初心者には福岡県での渓流釣りは少し難易度が高いです(^^;)
僕が福岡の渓流でヤマメ釣りをはじめたときは毎日のようにボウズが続きましたが、今ではなんとか福岡でもヤマメを釣れるようになりました。
そこで今回は、福岡県内でヤマメが釣れるポイントをいくつか紹介していきたいと思います!
福岡県でヤマメが釣れるポイントマップ
福岡県内の渓流釣り場を簡単にマップにしました。
ピンの色が赤いところは遊漁券なしで釣れるところ。
オレンジマークは、漁協が管理するエリア(遊漁券が必要な川)
紫マークは、管理釣り場・釣堀
緑マークは遊漁券の販売所
※福岡のポイントマップが表示されない場合はチェックを入れたら見ることができます。
福岡県のヤマメの放流予定・実績
河川名 | 放流量 |
矢部川・星野川 | ヤマメ稚魚・幼魚 4500匹(7・11月) |
小石原川・佐田川 | ヤマメ成魚 900匹(2月) |
今川・秡川 | ヤマメ幼魚 1300匹(11月) |
岩岳川・佐井川 | ヤマメ成魚 950匹(2月) |
2024年の福岡県内の河川でのヤマメ放流量は上の通りです。
上記の河川は漁業協同組合に管理されており、渓流釣りをする場合は事前に遊漁券を購入しなければいけません。
日釣り券は各河川で値段が違いますが、年券は福岡県内の共通遊漁券ですので、年券3000円を買えば福岡県内のどの川でもヤマメ釣りができます。
他の県では川ごとに遊漁券を買って釣りをしなければいけないので、福岡県のヤマメ釣りの環境はかなり整っています。
もし、福岡県の渓流で釣りをするときそこが有料かどうか分からない場合は遊漁券を買っておくと安心です。
※渓流釣りには禁漁期間が設けてあるので、事前にチェックしておきましょう。
矢部村を流れる矢部川上流
矢部村を流れる矢部川の上流でヤマメを釣ることができます。
基本的に釣れるのは日向神ダム(ひゅうがみだむ)より上流で、主に源流域での釣りになります。
矢部川上流は川が小さく釣りづらさがあるかもしれませんが、ヤマメはちゃんと放流されておりそこそこ釣りを楽しむことができます。
以前、かなり上流の方まで釣ってみましたがどこまでいってもヤマメが釣れたので、ヤマメがいる範囲はかなり広いのかもしれません。
解禁してヤマメがたくさん放流されているときが一番釣れるので、放流の時期を狙って釣りに行きましょう。
5月頃までは日向神ダムより上流でサクラマスも釣れるみたいなので、釣ってみたい方は挑戦してみてください!
星野村を流れる星野川上流
星野村を流れる星野川の上流でヤマメを釣ることができます。
下流の方はカワムツやウグイがたくさんいるので、釣るのであればかなり上流に行くのがおすすめです。
瀬が続いているので釣りやすく放流ヤマメの数もサイズも良いので、初心者の方にかなりおすすめです。
星野川は福岡県内で一番ヤマメの放流量が多いので、釣れる可能性は高いと思います。
※星野川は矢部川支流なので、渓流釣りをするには遊漁券が必要です。
朝倉市の佐田川・小石原川
朝倉の佐田川・小石原川もヤマメを放流しているので渓流釣りができます。
ヤマメが釣れるのは、小石原川であれば江川ダム上流、佐田川であれば寺内ダムの上流になります。
ただ、少し前の水害で川が整備されているところも多く、釣りをする区間は限られています。
放流の数は少ないですが、ところどころにヤマメがいるので短時間の釣りにちょうどいいかもしれません。
里川でとても釣りやすいので、初心者の方にもおすすめのスポットです。
うきは市でのヤマメ釣り
うきは市を流れる川でもヤマメを釣ることができます。
3月初めごろにヤマメの里まつりが開催されていて、1500円払うとヤマメを10匹まで釣ることができます。
ヤマメの里まつりの後も、釣れ残ったヤマメがたまに釣れるので気軽に釣りを楽しむにはちょうどいい感じの川です。
ただ、この川は釣り人がすこし多めですので、トラブルに注意して釣りをしましょう。
※ヤマメの里まつり以外の日は、遊漁券なしで釣りをすることができます。
那珂川でのヤマメ釣り
那珂川市を流れる那珂川の上流でもヤマメが釣れます。
以前はニジマスを放流していたり、五ケ山ダムあたりにあった渓流でヤマメが釣れていたのですが、ダムができてからはあまり釣れなくなってしまいました。
南畑ダムより下流でもヤマメは釣れるみたいですが、川の水がすこし汚いので釣るなら五ケ山ダムより上流の水がキレイなところで釣るのがおすすめです。
最近はキャンプ場ができたり、新しい公園ができたりと遊ぶところが増えてきたので、ついでに釣りをするくらいがちょうど良さそうです。
※那珂川も遊漁券なしで渓流釣りをすることができます。
福岡市内の源流でのヤマメ釣り
福岡市を流れる河川の源流では数は少ないですがヤマメを釣ることができます。
大きな岩がゴロゴロしていて釣るのは大変ですが、冒険感が強く楽しめます。
川の水がキレイなので見ているだけでも癒されます。
初めて釣りに行ったときはあまりの綺麗さに驚きました(笑)。
上流に行くには川の中をザブザブ渡って登らなければいけないので大変ですが、とても幻想的な景色が続いており苦労してでも行ってみる価値はあります。
夏の暑い時期にウェットウェーディングをして釣りをするのが、福岡市の渓流釣りでの楽しみ方です。
※福岡市内で渓流釣りをする場合は、遊漁券は必要ありません。
福岡市内から車で30分ほどのおすすめの釣り場
福岡県内ではないですが市内から車で1時間ほどで行ける三瀬村も無料でヤマメが釣れておすすめです。
川も浅くて釣りやすく、初心者でも釣りを楽しめる点が魅力です。
小さいヤマメが多いですが尺を超えるヤマメも釣れるので運が良ければ大物と出会えるかもしれません。
ヤマメを放流していて数もほどほどに釣れるので渓流釣りの練習場所としても最適です。
糸島のヤマメ釣り堀
糸島の長野川上流にある白糸の滝では夏になるとヤマメ釣りができます。
2000円で竿とエサを借りてヤマメを釣ることができ、100円払うと塩焼きと交換してもらえます。
ハイシーズンになるとかなり人が多くなるみたいなので釣れないかもしれませんが、釣れなくても3匹はもらえるみたいなので是非挑戦してみましょう。
もし、お金を払ってまで釣りたくないという方は、白糸の滝の下流で逃げ出したヤマメが釣れるみたいなので、そこで釣ってみるのもありかもしれません。
福岡の近くでイワナやニジマスが釣れるおすすめの場所
福岡に住んでいる方でイワナやニジマスが釣りたいという方には熊本の木郷滝自然つりセンターがおすすめです。
ここは餌釣りとルアーフィッシングのできる渓流タイプの釣り堀で普段釣れないようなデカいトラウトを釣ることができます。
福岡から3時間ちょっとでいける場所なのでどうしてもイワナやニジマスを釣ってみたいという方は挑戦してみてください!
まとめ
今回は、福岡県でヤマメの釣れるポイントを紹介してみましたが、結構いろいろなところでヤマメが釣れるので、家から近い川にいって釣ってみてください。
ただ、どの川でもヤマメの数はあまり多くないので、たくさん釣りたいのであれば大分や熊本・宮崎の川に釣りに行くのが良さそうです。
今後、福岡県の他の川でヤマメが釣れたら追加していこうと思いますので参考にしてみてください!