バイブレーションはシーバス定番ルアーのひとつで、日中に巻いているとシーバスがよく釣れるデイゲームに欠かせないルアーです。
アピール力も強くタダ巻きだけで簡単にシーバスが釣れるので初心者でも使いやすく、これからシーバスを始めるという方にもぴったりです。
そんなシーバスに欠かすことのできないバイブレーションのおすすめと使い方を紹介していきたいと思います!
シーバス用バイブレーションのタイプ
バイブレーションのタイプは中空ボディ・ソリッド・メタルの3種類に分けられます。
中空ボディタイプ
中空ボディタイプのバイブは、ボディ内が空洞になっているためウェイトが軽くシャローを攻めるのに向いています。
遠浅な釣り場でバイブを使いたいときや、浅いところに浮いているシーバスが見えているサイトフィッシングなどでも使えるのがこのバイブの特徴です。
ソリッドタイプ
ソリッドタイプは、ボディ内がマテリアルで詰まっておりウェイトが重いのが特徴です。
中空ボディと比べ飛距離が出やすく、ミドルレンジを攻めるのに向いています。
メタルタイプ
メタルタイプは、メタルバイブレーションや鉄板バイブレーションなどの金属で作られているタイプのバイブです。
ウェイトが重いため飛距離が出やすく、遠くのポイントまでキャストしたいときに使います。
活性が低い時などボトムにいるシーバスを狙うのに有効です。
シーバスバイブレーションのサイズ(重さ)
シーバスで使われるバイブレーションのサイズは50~90mmあたりのものが多く、中でも70mmサイズは最も定番で汎用性があるので、最初は70mmを多めに持っておくのがおすすめです。
時期によってベイトのサイズが違うので春先であれば50mmサイズのコンパクトなもの、秋後半には90mmサイズの大きめのものを持っておくと状況に合わせて使い分けることができます。
重さについては、14g~28gまでのものがよく使われます。
飛距離があまり必要なく3mほどの浅めのレンジを探る場合には14gほどのバイブ、ある程度の飛距離が必要でレンジも5mほどと深い時は20gほどのバイブを使います。
100mほどの遠投が必要な場合や10m以上のレンジを探る場合は28gほどのバイブを使う必要があります。
遠浅でレンジも2m以内だと10g以下のバイブが使われることもあります。
バイブレーションの使い方
タダ巻き
バイブレーションのもっとも基本的な使い方がタダ巻きです。
バイブレーションはアピール力が強いので難しいアクションをつける必要がなく、ロッドを立ててゆっくり巻くだけでシーバスがよく釣れます。
シーバスの活性が高い夏場などは早巻きも効果的なので、状況によってルアーを巻くスピードを変えながら使ってみてください。
ボトムスイム
シーバスで深い場所を探るときに効果的なのがボトムスイムです。
キャストしてルアーが着底したのを確認してからリールを巻き始めることでボトム付近を泳がせることができ、ゆっくりリールを巻くとボトムを舐めるようにルアーを泳がせることができます。
日中はシーバスがボトムにいることも多いので、表層で反応がなければボトムを巻いてみるのがおすすめです。
リフトアンドフォール
リフトアンドフォールはシーバスの活性が下がった冬場に使いたいアクションです。
バイブレーションを底に落としてから素早くリフトする動作を繰り返すことで、冬場の気難しいシーバスにもリアクション的に口を使わせます。
冬場のボトムを探るときにはかなり効果的ですので、覚えておきたいアクションです。
シーバスバイブレーションおすすめ12選
ここからはシーバス用バイブレーションのおすすめを紹介していきます。
バスデイ・レンジバイブ
バスデイのシーバス王道バイブレーションのレンジバイブ。
ベイトの波動に近いナチュラルなアピールで数多くのシーバスを仕留めてきた、シーバスには欠かせないバイブレーションです。
引き抵抗が軽いので非常に扱いやすく、投げて巻くだけでシーバスが釣れるので初心者にもおすすめです。
昔からシーバスのエサと呼ばれ続けてきたルアーなので、釣れるバイブレーションが欲しいならこれを買っておけば間違いありません。
シマノ・サルベージソリッド
シマノのシーバス用バイブレーションのサルベージソリッド。
バイブレーションの中でも控えめなアピールが特徴のルアーで、強いアピールを嫌うスレたシーバスを釣るのに向いています。
ルアーの性質上、水が濁っているときは反応が薄いので水が綺麗な状況で使うのがおすすめです。
価格も安くコスパが良いので、ひとつ持っておくと何かと便利です。
ダイワ・ミニエント
コンパクトなシーバス用バイブレーションのダイワ・ミニエント。
小さなシルエットでシャローレンジや小場所で活躍してくれるバイブで、一口サイズなのでシーバスも口を使いやすいのが特徴です。
春先のベイトが小さい時期や、プレッシャーの高いフィールドでバイブを使うならミニエントはかなりおすすめです。
アイマ・コウメ
人気シーバスメーカーのアイマから出ているバイブレーションのコウメ。
スリムなシルエットで引き抵抗が軽く、浅いレンジを攻略するのに向いたバイブレーションです。
早巻きからゆっくり巻きまで対応しているので季節に合わせて泳ぐスピードを調整でき、夏場は速め冬場はゆっくり巻いて使うとシーバスが釣れやすいです。
サイズも60~90mmまであるのでベイトのサイズに合わせて使ってみてください。
ブルーブルー・ナレージ
ブルーブルーのシーバス用バイブレーションのナレージ。
リップ付きの珍しいバイブレーションで、他のバイブと比べてスローに泳がせることができるので大物を狙うのに向いています。
リップで障害物をかわしてくれるので根掛かりも少なく、シャローからボトムまであらゆるレンジに対応しているのでとても便利なルアーです。
特に根が荒い場所では活躍してくれるので、ひとつ持っておくとボトム攻略がラクになります。
ダイワ・リアルスティール
ダイワのシーバス用鉄板バイブのリアルスティール。
引き抵抗が軽く飛距離もでるので広いポイントで使うのに向いたルアーです。
価格が安いのでロストを気にせずにボトムを探ることができます。
コアマン・アイアンプレート
シーバス元祖メタルバイブのコアマン・アイアンプレート。
ボトムを探るのに定評のあるメタルバイブで、昼間のレンジの下がったシーバスを狙うのに欠かせません。
飛距離も抜群でエビることも少ないので非常に使いやすく、シーバス用メタルバイブの中でも使用感の良さは頭一つ抜けています。
夏場のデイゲームでは見切られないように早巻きで使い、冬場はリフトアンドフォールでボトムについたシーバスを誘うのがおすすめです。
ジャクソン・鉄板バイブ
ジャクソンの定番バイブレーションの鉄板バイブ。
値段が安くシーバスも良く釣れる人気のルアーで、使用感もかなり良いので初心者にもおすすめです。
飛距離も出るので広範囲にシーバスが狙え、遠く離れたポイントもこのルアーであれば狙い撃ちすることができます。
コスパが良くシーバスがよく釣れるルアーが欲しいという方にはかなりおすすめです。
メジャークラフト・ジグパラブレード
メジャークラフトのコスパメタルバイブのジグパラブレード。
こちらもコスパが良くシーバスがよく釣れるメタルバイブレーションで、非常に使いやすいので初心者にもおすすめです。
サイズ展開が35mm~140mmまで5種類あるので使い分けがしやすく、春先のベイトの小さい時や晩秋のベイトが大きくなった時にも対応できます。
価格が安く買いやすいのでサイズ違いで揃えておくとどのような状況でも活躍してくれます。
アイマ・シュナイダー
アイマから出ているメタルバイブのシュナイダー。
引き抵抗がほどよくスイミングの姿勢も安定している使いやすいバイブレーションです。
サイズが13g・18g・28gの3種類あり、夏場はシャロー攻略の13g秋口は18gと28gを使い分けて使うとシーバスの反応も良いです。
タダ巻きでも十分釣れるのでシーバス初心者の方にもおすすめです。
バレーヒル・冷音
バレーヒルの人気シーバスバイブの冷音(れいん)。
引き抵抗が軽くフック絡みも少ない、使い心地の良いバイブレーションです。
14gの軽いタイプが人気でシャローを引くことができるので水深の浅い河川で使うのにおすすめです。
タックルハウス・ローリングベイト
タックルハウスの人気シーバスルアーのローリングベイト。
名前の通りローリングアクションをするルアーで、ナチュラルなアピールでスレたシーバスを釣るのに効果的です。
アピール力はそこまで強くないのでピンポイントで使ったり、ポイントをスレさせたくないときにこのルアーがあると活躍してくれます。
使い方は基本的に投げてゆっくり巻くだけなので、ルアーの扱いに慣れてなくても問題なく使えます。
根掛かり対策にダブルフック化
バイブレーションでボトムについたシーバスを狙うときはどうしても根掛かりからは逃れることができません。
フックをダブルフックに換えておけば根掛かりを減らすことができるで、冬場などボトムをメインに探るときはダブルフックに変えてから使いましょう。
まとめ
今回はシーバス用のバイブレーションの使い方とおすすめを紹介しましたが、デイゲームには欠かせないので多めに持っておくのがおすすめです。
アピール力が強く他のルアーと比べても釣果アップしやすいので、うまく使いこなして釣果アップを目指しましょう!!