Dコンタクトのインプレ!渓流での使い方や釣れる色を紹介

渓流釣りの定番ルアーと言えば、誰もが知るスミスのDコンタクト

Dコンタクトは評判通り渓流での使いやすさは抜群で、一度使えば手放せなくなるほどのルアーです。

渓流ルアーはたくさん持っていますが、やはりDコンタクトが使い易すすぎて、ここぞというポイントではこのルアーに頼りっぱなしな現状です。

そこで今回は、渓流釣り定番ルアーであるスミスのDコンタクトを紹介したいと思います!

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Dコンタクトのスペック

Dコンタクトのサイズ(ウェイト)

Dコンタクト

Dコンタクトのサイズは、50mm(4.5g)、63mm(7g)、72mm(9.5g)、85mm(14.5g)の4種類になります。(公式

サイズ的には、50mm・63mmが渓流向け、72mm・85mmは本流向けと渓流から本流までをカバーしています。

基本的には渓流域で50mmサイズをメインで使うことが多く、大場所などでは63mmサイズを使ったりもします。

50mmサイズであれば源流域でもギリギリ使えそうですが、そういうときはダウンサイズ版のDコンパクトを使うのがおすすめです。

Dコンタクトのカラー

Dコンタクトのカラーは2023年現在、全35種類あります。

どのカラーを見ても釣れそうな色をしていて、ここらへんはさすがスミスというところです。

正直どのカラーを選んでも釣れると思うので、自分の好きなカラーを選びましょう。

実績のあるおすすめカラーについては後ほど紹介します。

アカキンカラーのDコンタクト

ミノー初心者におすすめなのは、目立ちやすいチャートやレッド系のカラーです。

水中でもルアーが見やすいので目で追いやすいのに加え、ラインが切れた時など川底に落としても見つけやすくロスト防止につながります。

特にDコンタクトは値段が高いので、ロストだけは絶対に避けたいところです。

Dコンタクトの使い方

基本はトゥイッチ

Dコンタクトはアクションのキレが良く、トゥイッチして使うのが最も一般的かつ釣果も上がりやすいです。

ロッドアクションに素直に反応してくれるのでアクションがつけやすく、連続トゥイッチで渓流魚に反射的に口を使わせることができます。

活性が高い時は連続トゥイッチでスピーディーに探っていき、活性が低い時はトゥイッチの合間に少し間を開けて魚が食いつくタイミングを作ってあげます。

Dコンタクトはアクションの合間に動きを止めた時でも慣性スライドで微妙に動いてくれるので魚に見切られる心配がなく、しっかりと口を使わせることができます。

Dコンタクトをこれから使っていきたいという方は、まずはトゥイッチのアクションに慣れるところから始めてみてください。

ただ巻き

使用頻度は高くはありませんが、小さなポイントをゆっくり探るときや足場の高いところから釣りをするときはただ巻きも有効です。

Dコンタクトは巻いて使うと、ウォブリングとローリングが合わさったウォブンロールアクションで適度にアピールしてくれて、状況を選ばずに魚に口を使わせることができます。

ただ巻きはレンジもキープしやすいためミノーの扱いに慣れてなくても釣りやすく、渓流釣り初心者の方にもおすすめです。

ただ、連投しすぎるとただ巻きだけでは見切られてしまうので、アクションと巻きを組み合わせながら釣ってみてください。

ジャーク

雨後で濁りが入ったときや魚の活性が低い時はジャークも効果的なアクションのひとつです。

ジャークはロッドを強めに煽ってルアーを大きく動かし、魚に強めにアピールすることができます。

そして、ジャーク後に食わせの間を少し長めに入れることで、低活性の魚にも口を使わせることができます。

ジャークを覚えれば魚が低活性だったり濁りが入ったようなシチュエーションにも対応できるので、Dコンタクトを使うなら是非マスターしてみてください。

Dコンタクトはキャストがしやすい

Dコンタクトは程よい重さがあり、狙ったところにキャストしやすいです。

数あるヘビーシンキングミノーの中でもDコンタクトはキャスト性能に優れていて、狙ったところにスッといってくれるのでキャストが楽になります。

ポイントによってはキャスト一発で釣果に差が出る場所もあるので、Dコンタクトを優先的に使っていきたいところです。

また、重みがある分飛距離も稼ぎやすく大場所にも向いています。

基本的に広いポイントというのは深みもあることが多いので、そういうところではレンジが深めのDコンタクトの良さが存分に発揮できるのではないかと思います。

Dコンタクトは良く沈む

Dコンタクトで釣れたヤマメ

Dコンタクトは、シンキングミノーより重い分、沈むスピードが速く底をとりやすいです。

深みのあるポイントでミノーを使うとき、キャストしてミノーが沈むまで少し待つのですが、Dコンタクトはこの待ち時間が短いのでスムーズに釣り進むことができます。

また、沈むのが遅いと魚にルアーだと見切られる可能性が高くなりますが、Dコンタクトならその心配も必要ありません。

特に、深みにいる大物ほど警戒心が強いので、そういうポイントではDコンタクトを使って攻略していきましょう。

Dコンタクトは浮き上がりにくい

Dコンタクトは、流れの急なポイントやダウンストリームなどでも浮き上がりづらく使いやすいです。

特に、活性の低い時期はダウンストリームキャストを多用することがあり、そういう時期はDコンタクトが必須になります。

Dコンタクト以外のルアーでダウンストリームキャスト時に浮き上がりづらいルアーはあまりないので、かなり重宝してます。

Dコンタクトはリアルすぎて反応が良い

Dコンタクトは完成度が高すぎて、今にも動き出してしまうのではないかと思うほどリアルにできています。

まさに、日本のモノづくりの技術がこのルアーに閉じ込められていると思うといった感じです。(Dコンは日本製です)

そのリアルさが魚を誘うのか、Dコンタクトはほかのミノーと比べると反応が良いなと思うことがよくあります。

特に20センチを超えるくらいのヤマメがDコンを追ってくるときのスピードがまるでロケットのように速く見ていて驚きます。

ほんとにルアーを本物の魚と見間違えているのではないかと思ってしまいます。

ラインはPEラインを使おう

ここ最近のルアーフィッシングはPEラインが主流ですが、渓流でミノーイングをするときにも同じくPEラインを使うことをおすすめします。

渓流ミノーイングはアクションをつけて使うことがほとんどなので、アクションをつけやすいPEラインが必須で、特にDコンタクトとPEラインの相性はかなり良いです。

PEラインと合わせることでアクションのキレが上がり、キャスト性能もさらにアップするのでDコンタクトの良さをさらに引き出すことができます。

たまに、キャストミスでルアーを木に引っ掛けてしまうこともありますが、そういうときでもPEラインを使っておけば回収率がぐんと上がります。

Dコンも例に漏れず何回も木に引っ掛けてきましたが、PEラインを使っているおかげでロストをかなり減らすことができました。

ナイロンラインは少し引っ張るだけですぐ切れてしまうので、高価なルアーを使うミノーイングではPEラインを使いましょう。

アワビ張りのDコンをロストしたりすると本当に泣けますから(笑)。

これから渓流釣りを始める方の中にはラインの選び方が分からないという方は多いのではないでしょうか。 ライン選びは太さやカラーが色...

Dコンタクトの釣れる色

最後にDコンタクトで実績のある釣れる色を紹介します。

ヤマメカラー

Dコンタクトにはヤマメカラーが数種類ラインナップされていますが、やはり渓流ではヤマメカラーは鉄板なので1つは持っておくのがおすすめです。

渓流で釣れるヤマメやアマゴなどは非常に縄張り意識が強く、見た目が非常にリアルなヤマメカラーにはかなり反応が良いです。

クリアウォーターにも強いため上流の水の綺麗な場所でも問題なく使用でき、見切られることが少ないです。

Dコンタクトのカラー選びで迷ったら、ヤマメカラーは優先的に買っておきましょう。

鮎カラー

渓流ではヤマメと同じ場所に鮎が生息していることもありますが、そういう場所では鮎カラーがかなり強いです。

こちらもヤマメカラー同様に見た目がリアルなので非常に見切られづらく、鮎を好んで食べる大型の渓流魚に効果があります。

特に鮎がまだ小さい春から夏にかけて反応が良く、鮎カラーを投げておけば良型ヤマメを比較的簡単に釣ることができます。

自分が釣りをする川に鮎がいるのであれば、鮎カラーも優先的に持っておきたいところです。

チャートカラー

雨後で川に濁りが入ったときはチャートカラーを持っておくと、問題なく釣りをすることができます。

雨が降って川が増水すると渓流魚の活性が上がり釣果アップに期待できますが、濁りの程度によっては魚がルアーを見つけきれず、ほとんど反応がなくなることもあります。

そういうときにチャートカラーを使えば魚もルアーを見つけることができ、濁りでなかなか釣れないという状況を打開できます。

雨の後は良型の渓流魚が釣れやすいので、チャートカラーを持っておくとサイズアップを狙えます。

まとめ

今回は渓流釣り定番ルアーであるDコンタクトのインプレを書いてみましたが、Dコンは他のミノーと比べるととても使いやすいので試したことがない方は是非試してみてください。

多分このルアーは一度使うと、使いやすさと安定した釣果で手放すことができなくなると思います。

また、見た目がとても綺麗で眺めているだけでも充分楽しむことができ、コレクションにも良いのではないでしょうか。

値段が高くロストが怖くて使えないという気持ちもあるかもしれませんが、そこはPEラインを使うなり、見えやすいカラーを使うなりしてカバーしましょう!

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