渓流人気メーカーのイトウクラフトが作るハンドメイドルアーのボウイ。
バルサで作られたハンドメイドルアーで、値段は1つ3500円ほどとかなり高価なルアーです。
普通の渓流ルアーなら2つは買える値段なので、まさに貴族のためのルアーといった感じです。
しかし、この値段でもボウイの人気は高く、欲しいカラーを手に入れようとしてもネットですら在庫がなくなかなか手に入れることができません。
そんな渓流人気ルアーのボウイを今回は買ってみたので、実釣インプレを書いてみたいと思います!
ボウイのスペック
まずはボウイのスペックについてですが、サイズは42Sと50Sの2種類あります。
42Sは去年出たばっかりなので割と新しいサイズになります。
カラーはホームページに載っているものは10種類もないくらいですが、新色とかも追加されているみたいなのでもう少しあるかもしれません。
ただ、実際にネットとかで頼もうとすると人気カラーはほとんど在庫がないので選べるカラーは限られてきます。
ボウイを使って渓流釣り
ということでボウイが届いた翌日に近所の渓流にやってきました。
下流の方は人が多くて釣れる気がしなかったのでかなり上流の源流域で釣りをすることに。
今回買ったボウイのサイズは42Sなのでこういうところで使うにはもってこいです。
引っかかってもすぐに取りに行けるのでロストの心配もありません(笑)。
少し釣り上がると目の前に深みのある良いポイントがありました。
ポイントの上には小さな木がかぶさっており、いかにもヤマメが好みそうな場所です。
ここででなければ今日はヤマメは釣れないなと考えながらもルアーをキャストするとすぐさま魚の反応あり。
釣れたのは20センチほどのヤマメでした。
これだけ源流でこのサイズが出るとは思っていなかったので大満足です(^^♪
ボウイも心なしか満足の笑みを浮かべているように感じます(笑)
ルアーをチェンジして上流の小さなポイントを探っていると、今度はルアー2個分ほどの小さなヤマメが釣れました。
サイズは10センチほどですがヤマメが釣れたので喜んでいると、なにやらボウイが馬鹿にしたかのような笑みを浮かべてこちらを見ています。
そこまで言うならまともなサイズを釣ってやるよと思いさらに上流まで釣り進みましたが、結局この日は釣れることなく終了。
後日ボウイで良いサイズのヤマメを釣るべくリベンジ釣行が決定しました。
ということで、別の日にリベンジすべくボウイを持って渓流にやってきました。
この川は漁協がヤマメを放流しているので魚影が濃く、そこら中にヤマメがわらわら泳いでいます。
これだけいればボウイのリベンジも簡単にできるだろと思いながら釣り進んでいくと、極小サイズのヤマメが入れ食い状態に。
これではリベンジに来た意味がないと、ひたすらルアーを投げ続けるとなんとかまともなサイズがヒット。
なんとか18センチくらいのヤマメを釣ることができました(笑)
もう少しいいサイズが釣りたかったですが、無理してボウイをロストするのは何がなんでも避けなければならないので、これにてリベンジ終了です。
ボウイをロスト・破損することなくヤマメを釣ることができたのでホッとしました(笑)。
ここからはボウイの使用感について書いていきます。
ボウイのアクションは大きめのウォブリング
ボウイのアクションは蝦夷ミノーと同じで、大きめのウォブリングアクションです。
ただ巻きでブリブリ泳いでくれるので、アクションをつけなくても勝手にヤマメにアピールしてくれます。
市販のルアーでここまで派手なアピールをするルアーは少ないので1つ持っておくと楽しめるかもしれません。
ボウイは平打ちが得意
イトウクラフトのボウイはフラットサイドタイプのミノーなので平打ちが得意です。
軽くトゥイッチしてあげるだけでヒラを打ってくれるので無駄な力が必要なく快適に釣りを楽しむことができます。
蝦夷と比べても平打ちのしやすさは段違いですので、平打ちを多用する方はこちらのミノーを使うのがおすすめです。
ボウイは塗装がしっかりしている
今回イトウクラフトのボウイを使って感じたのは、塗装がしっかりしていると言うことです。
源流域で使ったのでキャストした時に岩にぶつけたり、木の枝に引っ掛けたりしましたが、使い終わった後に見ても塗装の剥げがほとんどありませんでした。
個人的な感覚だと、あれだけぶつけたりしたらそこそこ塗装が剥げててもおかしくないはずですが、使い終わった後に見ても色が全然ハゲてなかったので感心しました。
多分、ハンドメイドなだけあって丁寧に作ってあるので塗装も強いのかなと思いました。
まとめ
今回はイトウクラフト・ボウイの実釣インプレを書いてみましたが、ただ巻きでもOK、アクションをつけてもOKな使いやすいルアーでした。
塗装が強いという点も、源流域で釣りをすることが多いので結構嬉しいポイントでした。
とは言っても高価なルアーには変わりわないので、失くさないようにここぞというポイントで使っていきたいと思います(笑)。