最近、渓流釣りで何かと話題のコンパクトミノー。
渓流の小型ミノーといえば最近出たスピアヘッドリュウキ38は有名ですが、それ以外にも人気の小型ミノーはたくさんあります。
その中でも特に使いやすいのが、渓流定番メーカーのスミス社が作っているDコンパクトです。
ということで今回は、渓流釣りにおすすめの小型ミノーであるDコンパクトのインプレを書いていきたいと思います!
Dコンパクトのスペック
まずはDコンパクトのサイズですが、38mm・2.5gと45mm・3.5gの2種類が存在します。(公式)
ウェイトは普通のミノーと比べると軽めですが、一応ヘビーシンキングミノーとなっています。
カラーは現在14種類ほどあり、デザインはシンプルなものが多いです。
ただ、ミノーの中でもよく使われるカラーが選ばれているので、カラー選びで困ることはありません。
どれを使ってもヤマメやイワナは普通に釣れるので、あとは自分の好みや視認性のよさなどで決めると良さそうです。
キャストがしやすい
Dコンパクトはウェイトが軽めなのでキャストが決まりにくいかなと思っていたのですが、使ってみると予想に反してキャストしやすいです。
なんで軽いのにキャストしやすいのかと考えてみましたが、多分これはDコンパクトの形がすっきりしているからだということになりました。
Dコンパクトの兄弟分のDコンタクトも好きでよく使っているのですが、他の同じサイズのミノーと比べてもやはりキャストがしやすいなと感じることが多いです。
Dコンパクトの形はDコンタクトと似ているので、この形が空気抵抗が少なくてキャストしやす形なんだと分かりました。
軽いのに浮き上がらない
Dコンパクトは小さくてウェイトも軽いので、あまりダウンストリームには向かないかなと思っていたのですが、実際に使ってみると普通に使えました。
ダウンで泳がせるとリップがしっかりと水を噛み、水中でいい感じにヒラヒラと泳ぎます。
ダウンストリームキャストは活性の低い寒い時期や、夏の暑いときに多用することが多いので、水面から飛び出さないこのミノーには釣果がかなり期待できそうです。
圧倒的食わせ能力
Dコンパクトの一番の特徴はその圧倒的な食わせ能力の高さです。
これまでいろいろなミノーを試してきましたが、食わせ能力の高さで言えば間違いなくトップクラスです。
他のミノーでヤマメがチェイスしてくるけどなかなか喰わないというときに、このミノーをフォロー的に使うと高確率で釣ることができます。
正直このミノー一本で釣りあがればどのミノーよりも釣れるけど、それでは面白くないので今では封印しています(笑)。
サイズが小さいので源流でも使える
Dコンパクトはサイズが小さいので源流でとても使いやすいです。
僕が住んでいる地域はあまり大きな川がなく、釣りをするのであればほとんど源流でするしかないのですが、5センチほどのミノーを使っているとサイズが大きすぎるなと感じることがあります。
しかし、このDコンパクトを使い始めてからはサイズはピッタリだし魚の反応はいいしでとても釣りやすくなりました。
ピンポイントでルアーをキャストしなければいけない場面の多い源流では、コンパクトミノーは有利だと感じました。
また、夏の時期はこのルアーを虫と勘違いしているのか、魚が着水と同時にバイトしてくることが多く、このサイズ感が丁度いいのかもしれないと思いました。
慣性スライドは健在
Dコンタクトに代表されるDシリーズに備わっている慣性スライドは、Dコンパクトにも健在です。
トゥイッチを止めてもミノーが勝手に動いてくれるので、魚に見切られることが減り、しっかりバイトまで持ち込むことができます。
とくに夏などは少しでもルアーの動きを止めると魚に見切られることが多いので、そういう時はDシリーズを中心に使って行くことで釣果に差が出てきます。
小さい魚の釣れすぎ注意
これは仕方がないことですが、コンパクトミノーを使っていると小さなヤマメがいれ食いになるときがあります。
小さなヤマメほど好奇心が旺盛なためルアーを見つけると果敢にアタックしてきますが、このミノーへの反応はとくに良い気がします。
サイズが小さいのでこいつになら勝てると思ってかみついたらルアーだったというような感じですかねw
小さなヤマメにはがっつりフッキングすることは少ないですが、余裕のある方はシングルバーブレスフックなどに交換してから使うと良さそうです。
まとめ
今回は渓流釣りにおすすめのコンパクトミノーであるDコンパクトを紹介してみましたが、おすすめのルアーなので是非試してみてください。
特に、源流で釣りをすることが多いルアーマンにはピッタリですので、まだ使ったことがない方は使ってみましょう。
渓流のコンパクトミノーは、このミノー以外にも、いろいろありますので好みのもの探してみてください!