移動することが多い渓流釣りで、持ち運びのしやすいテレスコピックロッドはかなり重宝されます。
特に源流で釣りをするときに、テレスコロッドのメリットがはっきりと分かります。
そこで今回紹介するのはダイワのテレスコピックであるワイズストリーム・50TULです。
購入してから半年ほど使ってみて、メリットやデメリットが分かってきたのでレビューとインプレを書いてみたいと思います。
ワイズストリーム50TULの説明
まずはワイズストリーム50TULの簡単な説明をしていきます。【公式】
ワイズストリーム50TULのスペックは下の通りです。
全長 | 継数 | 仕舞 | 自重 | 適合ルアー | 適合ライン | カーボン含有率 |
1.53m | 4本 | 45cm | 85g | 1.5~7g | 2~6lb | 92% |
まずロッドの長さから見ていくと、全長1.5mと渓流で釣りをするときにぴったりの長さです。
源流での釣行では少し長くてキャストの時に難しいかもしれないという印象です。
仕舞寸法は45センチととても短く、テレスコピック特有の持ち運びやすさに長けています。
この長さであればバックの中にもすっぽりと入るので、バイクや自転車での釣行にももってこいです。
適合ルアーのウェイトは1.5g~7gと、源流から渓流までのルアーを扱うことができます。
テレスコピックロッドは穂先が繊細なので、これ以上のウェイトを扱う本流ルアーなどは避けたほうが良さそうです。
適合ラインも源流から渓流釣りまでを想定した太さとなっています。
コルクのグリップがかっこいい
次はワイズストリームのデザインについてです。
このロッドはグリップがコルクでできており、渓流の雰囲気にピッタリです。
渓流で写真を撮るときに、コルクのグリップだとかなり写真映えします。
僕は今まで、コルクグリップのロッドは持っていなかったので、コルクを使うだけでこんなに見た目がよくなるのかと感動しました。
リールシート部も、コーティングされた木材でできており見た目がピカピカしていてカッコいいです。
テレスコピックロッドなので持ち運びがラク
ワイズストリームはテレスコピックなので、バックの中にしまうことができ持ち運びが便利です。
また、狭い渓流や源流で釣りをするときに、伸び縮みさせることができるので移動がラクにできます。
堰堤が連続する渓流や源流では草木をかぎ分けて高巻きする必要があるのですが、そういうときにはテレスコピックを重宝します。
源流ルアー釣りではテレスコピックロッドの一択といっても過言ではないかもしれません。
適度に張りがあるのでルアーが扱いやすい
ワイズストリームは硬さがULのロッドですが、適度にハリがあるのでスプーンやスピナーはもちろん、ミノーも扱うことができます。
スプーンやスピナーを使うときはあまりアクションをつける必要がないため、バラシを軽減するためのナイロンラインを使いましょう。
ULロッドのワイズストリームとナイロンライン、スプーン・スピナーの相性はかなりいいです。
ミノーを使うときはトゥイッチなどのアクションを付ける必要があるため伸縮性の低いPEラインを使いましょう。
PEラインを使うことで、ULロッドのワイズストリームでもミノーを操ることができます。
尻栓をなくさないように気をつけて
ワイズストリーム50TULは尻栓がついているのですが、気を付けていないといつの間にかなくなってしまうかもしれません。
しばらくロッドを使っていると尻栓がゆるくなってしまうので、定期的に絞めるようにしていたのですが、いつのまにか落としていました(笑)。
尻栓がなくなっても問題なく使えるのですが、どうもしまりが悪いですw
ワイズストリーム50TULを使う方は尻栓をなくさないように注意しましょう。
まとめ
今回はダイワのテレスコピックロッドのワイズストリーム50TULを紹介してみましたが、持ち運びが便利で扱いやすく良いロッドだなと思いました。
特に藪漕ぎの多い源流釣行ではかなり使いやすいので、しばらくはこのロッドをメインロッドにしようと思いました。
テレスコピックロッドは安いものだと、穂先が簡単に折れたりすることがあるので少し選ぶのが難しいですが、ワイズストリームだとそういうこともないので安心して使うことができます。
源流でルアー釣りをすることの多いアングラーや、バイクや自転車のついでに釣りをするという方にはもってこいのロッドだと思うので使ってみてはどうでしょうか(^^♪