ダイワの高コスパトラウトロッドとして知られるトラウトX。
1万円以下で買える初心者向け入門ロッドとして昔から人気のあるこのロッドですが、2023年にリニューアルされロッドが新しくなりました。
これまで前作のトラウトXを渓流で使ってきましたが、せっかくリニューアルしたということで新たに購入し実際に渓流で使ってきました。
そこで今回は、ダイワの入門トラウトロッドとして知られるトラウトX NTの使用感やインプレを書いていきたいと思います!
トラウトX NTのスペック
- 全長・・・・・・1.42m
- 継数・・・・・・2
- 仕舞寸法・・・・74cm
- 標準自重・・・・71g
- ルアー重量・・・1.5~7g
- 適合ライン・・・2~6lb
- カーボン含有・・97%
今回購入したトラウトX NT 48ULの基本スペックは上のようになります。
トラウトXのラインナップは48UL以外にも、スピニングは53UL・56L・60L・63Lがあり、ベイトには48ULB・51LBがあります。
ラインナップ的には小渓流から本流向けまで幅広くラインナップしてあり、フィールドに合わせて使い分けることができます。
トラウトX NTはロッドが硬め
新しくなったトラウトX NTは前作同様にロッドが少し硬めに作られています。
今回購入した48ULは表記上はULとなっていますが、実際に使ってみるとそこまで柔らかくなく一般的なトラウトロッドのLくらいはあるように感じます。
ですので、ミノーイングのようにルアーにアクションをつける釣りにちょうど良く、ミノーイングをメインに釣りをする人に向いていると思います。
スプーンやスピナーなどを使うには少しロッドが硬いので、事前にそれを知ったうえで購入するのがおすすめです。
また、ルアーウェイトも軽すぎると慣れてないうちはキャストしづらく感じるので、だいたい3gから上を目安に使ってみてください。
トラウトX NTは耐久性が高い
先ほど書いたようにトラウトX NTはロッドが硬めに作られているので耐久性が高めになっています。
渓流で使われるトラウトロッドは繊細に作ってあるものが多く、扱いに慣れてない渓流初心者の方が使うと簡単に折れてしまうことも多いですが、トラウトXは丈夫に作ってあるので初心者の方でも安心して扱うことができます。
実際に使ってみても簡単に折れるような感じはなく、根掛かりしたときなんかも少しロッドを引っ張るくらいなら大丈夫だと思います。
また、ドラグの調節をしてないときに不意な大物がかかった時でも、多少強引にやり取りするくらいなら折れる心配もなく、安心してやり取りすることが出来ます。
耐久性が高ければ長い期間に渡って使い続けることもできるので、同じロッドを使い続けたいという方にもおすすめです。
トラウトX NTはコスパが良い
トラウトXはコスパの良いエントリーモデルのロッドとして知られていますが、実際に使ってみてもコスパの良いロッドだと感じます。
これまでトラウトロッドは安いものから少し高いものまで何本も使ってきましたが、コスパの良さでいうとトラウトXはかなり高いです。
このロッドより安い5000円ほどのロッドは耐久性が低く簡単に折れてしまったり、逆に高いロッドは繊細すぎて不注意で折れてしまったりしてコスパが良いものは少ない印象です。
その中でもトラウトXは基本性能が抑えてあって耐久性もあり値段も安めと、入門トラウトロッドの中ではかなり高いコスパを誇ります。
よほど強い負荷をかけない限りロッドが折れないと思うので、長い期間に渡って活躍してくれそうです。
デザインが良くなった
リニューアルされたトラウトXはロッドのデザインも新しくなり、見た目がかっこよくなりました。
前作は黒主体の無難なデザインでしたが、今作のトラウトX NTはグリップがコルクになり、本格的なネイティブトラウトロッドになりました。
トラウトといえばコルクグリップというイメージがあるので、今回の変更はかなり嬉しいポイントです。
また、バット部分がブラウンカラーになっており、少しおしゃれな感じになってます。
ロッド全体のデザインが渓流の雰囲気にマッチするようになって、写真を撮るときもかなり映えてくれると思うので若い人にも使いやすくなったと思います。
トラウトX NTと合わせたいリール
コスパの良いトラウトXと合わせて使うリールは、同じくコスパの良いリールのレブロスがおすすめです。
トラウトXが約9000円ほどでレブロスが6000円台なので合わせても15000円ほどでロッドとリールを揃えることができます。
性能の良いものを揃えようとすると3〜4万はするので、その半分ほどで揃えれると考えるとかなりコスパが良いです。
浮いたお金でルアーやラインなんかも買えるので値段を抑えて一式揃えることができます。
もう1つおすすめのリールがあり、2023年秋にモデルチェンジしたレガリスもおすすめです。
レガリスは1万円以下ながらかなり性能が良くなっていて、エントリーモデルのリールの中ではかなりの高コスパを誇ります。
トラウトXはロッドが少し硬めなのでドラグ性能の良いレガリスとの相性がとても良く、使用感も一気に上がると思います。
ロッドとリール合わせて2万円ほど出せるので有ればトラウトXとレガリスの組み合わせはおすすめです。
まとめ
今回はダイワの人気コスパロッドのトラウトXを紹介してみましたが、基本的な性能が抑えてあり価格も安めということで渓流初心者の方におすすめなロッドだと感じました。
経験上これより安いロッドを使うと簡単に折れたりしてお金が無駄になることが多いので、このロッドから入門するのが無難かなと思います。
ある程度渓流釣りに慣れてくると、他のロッドを使ってみたくなると思うので、そしたら良いロッドにグレードアップしましょう!