ネイティブトラウトを釣るときに昔から使われているルアーにスプーンがあります。
スプーンはそれひとつで様々なフィールドに対応でき、使い方次第ではとても扱いやすいルアーです。
そんな渓流釣りで使われるスプーンの中でも、よく使われるのがフォレストのミューです。
そこで今回は、渓流スプーンで人気のフォレスト・ミューを紹介していきたいと思います!
Forest(フォレスト)MIU(ミュー)ネイティブの紹介
公式ページはこちら⇒http://forestjp.com/catalog64.htm
フォレストミューのネイティブカラーは上の画像の通り、ネイティブトラウトが好みそうなカラーが揃っています。
中でも特に丸いパーマークがついたヤマメカラーは釣れそうな感じが出ていて、これを買っておけば間違いなさそうです。
次にフォレストミューのネイティブカラーの重さですが、2.8g・3.5g・4.2gの3種類があります。
サイズだけ見るとフォレストミューのネイティブカラーは源流と渓流向けに作られたスプーンであることがわかります。
ただ、本流向けのフォレストミューのネイティブカラーが別にあるみたいでそちらは重さ7gでカラーのラインナップも少し違うようです。(公式ページ)
公式ページはこちら⇒http://forestjp.com/catalog83.htm
もうひとつフォレストミューのネイティブカラーで特徴的なのが、あわびシートを使ったあわびカラーがあることです。
あわびカラーのルアーをあまり使ったことがないので何とも言えませんが、少なくともあわびシート特有のキラキラ感がヤマメやイワナに対して視覚的にアピールできるのではないかと思います。
実際のところ、あわびカラーのルアーに魅了されているのは魚というよりも釣り人の方だということは言うまでもありません(笑)。
フォレストミューネイティブカラーで実釣!
簡単な説明が終わったところで、次は実際にフォレストミューのネイティブカラーを渓流釣りで使ってみたときのことについて書いていきたいと思います。
今回釣りに来たのはこんな感じの小さな堰が続いている近所の川です。
渓流釣りが解禁して間もないこの時期はこんな感じの流れの緩い場所しか魚が釣れないので今回はこの川を選びました。
この川はヤマメが毎年放流されているので魚の数は多く、ルアーを試すのにはちょうどいいところです。
フォレストミューはゆっくり引いてもヒラヒラ泳ぐ
しばらく堰の下の溜まりにスプーンを投げてみるも、ヤマメは追いかけてくるだけでなかなか口を使おうとはしません。
やはりまだまだ水温が低いので活性も高くはないようです。
そんななかで流れの緩いヤマメがついてそうなポイントに到着しました。
さっそくスプーンを投げてみると白泡の下からなかなかのサイズのヤマメが出てきました。
しかし一投目はスプーンに追いつくことができず帰っていったため、サイド同じところにスプーンを投げてみます。
そして白泡の近くをゆっくり通してみると先ほどのヤマメがスプーンにヒット!!
このルアーに魚がヒットする瞬間はほんとにたまりません。
そして見事にばらすことなく取り込むことに成功!
見事20センチほどの良いサイズのヤマメを釣ることができました。
フォレストミュー・ネイティブカラーでの一匹目のヤマメです。
ヒットルアーはアカキンヤマメの3.5gです。
このスプーンはゆっくり引いてもヒラヒラと泳いでくれるので流れの緩い場所でも使いやすいです。
フォレストミューはリフトアンドフォールでも使える
次に現れたのは岩に囲まれた少し狭めのポイントです。
こうゆうところは底の方に魚が付いているのでスプーンをリフト&フォールさせて釣るのが良さそうです。
ということで、スプーンを流れ始めの白泡あたりに投げてから流れに乗せて沈めていきます。
そして底付近まで落ちたタイミングでスプーンを引き始めます。
するとスプーンを回収する直前でヤマメが追いかけてきてヒット!!
ほんとルアー釣りは目の前で魚がかかることがあるので油断ができません。
しかし目の前で魚がヒットするところが見れるのでたまりません!
ここではヤマメを取り込む前に針から外れたので写真を撮ることができず。
しかしフォレストミューのこのスプーンはフォール時にヒラヒラと動きながら落下していくので魚にアピールしやすいということがわかりました。
フォレストミューはボトムズル引きでも釣れる
次は水が溜まっている小さな堰にたどり着きました。
このような場所でもヤマメはそこの方についているので、スプーンを沈めて地面すれすれを引いていきます。
すると1投目でそこそこサイズのヤマメがスプーンを追いかけてきました。
スプーンに近づいては少し離れてまた近づいてきてととても警戒心が強いです。
なんとかスプーンを食わせようと同じところに再度スプーンを投げると先ほどよりひとまわり小さいヤマメが追いかけてきました。
なかなかスプーンに追いつけないのでスプーンを地面を引きずりながら引いてなんとかヒット!!
15センチほどの小さなヤマメを釣ることができました!
ヒットルアーはフォレストミューの5gです。
先ほどのような底の方に障害物がないポイントではスプーンを引っ掛ける心配がないので安心してボトムを狙うことができます。
しかし、地面をズル引きするとスプーンが一気に傷だらけになってしまいますw
その後もスプーンのカラーを変えながら釣りをしていると定期的にヤマメが釣れました。
やはりこの時期はスプーンを沈めてゆっくり引いていくのが鉄板の釣り方のようです。
ヒットカラーは緑金ヤマメオレンジベリー3.5gです。
その後、待ちに待ったあわびカラーにチェンジして釣りをしていると、面白いようにヤマメがチェイスしてきます。
これはあわびカラー最強説があるかもしれないと思いながら使っていると、リールのハンドルが途中でやけに軽くなりました。
そしてラインの先の方を見てみると先ほどつけたはずのあわびスプーンが付いていませんw
こうして、フォレストミューのあわびカラースプーンは一匹もヤマメを釣ることなくその生涯を終えましたw
その後もフォレストミューのスプーンを使って数匹ヤマメを釣ったところで終了しました。
フォレストミューを使うときの注意点
最後にフォレストミューのスプーンを使うときの注意点を書いていきます。
先ほどの写真をもらうと分かるように、このスプーンはラインを結ぶスプリットリングが付いているものと無いものに分かれています。
スプリットリングがつけてあるものは直接ラインを結んでも大丈夫ですが、無いものはスナップを使う前提で設計してあるのでスナップが必須になります。
もしスナップを使わずにラインを直接結ぶとラインがほどけてルアーだけ飛んでいくという悲しいことになりますw
とくにあわびカラーは値段が高めなので注意してくださいw
まとめ
今回はフォレストミューのネイティブカラーを紹介してみましたが、このスプーンは扱いやすくどんなフィールドでも使いやすいので初心者の方にもおすすめできるスプーンだと思いました。
特に渓流釣りが解禁して間もないころは水温が低くヤマメの活性も低いので、ゆっくり動かすことができ、底をとれるスプーンを使うメリットは多いと思いました。
近年のトラウトフィッシングではミノーを使ったミノーイングが主流ですが、スプーンも使いこなせるとかなり釣れるので、まだ使ったことが無い方はぜひ一度使ってみてください!
では今回はこれで!!