【スミス ヘブンのインプレ】リーフ型のスプーンで渓流釣り!

渓流釣りのルアーと言えば、DコンタクトやARスピナー、ピュアなどスミス社が作るルアーが有名ですよね。

スミス社が作るルアーは外れがなく、どのルアーを使っても本当によく釣れます。

そんなスミス社が作っているスプーンのなかで最も定番なのはPURE(ピュア)ですが、もうひとつ昔から使われているスプーンがあります。

そのスプーンはHeaven(ヘブン)と呼ばれる、パッと見るとピュアと同じような形をしたスプーンです。

ただ、しっかり見てみると少し形状が違ったり動き方が違ったりといろいろ違いがあったので、今回はスミス・ヘブンの簡単な説明とインプレを書いていきたいと思います。

スポンサーリンク
h2手前レクタングル大

スミス ヘブンのスペック

スミス ヘブン

まずはスミスヘブンのスペックを簡単に説明していきたいと思います。

スミスヘブンのカラーは今現在ですと、全23種類あります(公式)。

カラーのラインナップを見てみると、割と控えめな単調な感じのカラーリングをしています。

スミスピュアと比べると、カラーの種類・カラーリングともに少し物足りなさを感じます。

次にサイズですが、一番軽いもので3g重いものが16gまでありますので、渓流釣りから本流釣りまでカバーしてあります。

釣り場に合わせてスプーンの重さを使い分けることができるので、そういう点でスミスヘブンは使い勝手が良さそうです。

スミスヘブンのシルエットですが、このスプーンはリーフ型と呼ばれる細長い形をしていて分厚いのが特徴です。

このスプーンの説明には「肉厚で細長いシルエットが、流れの速いところや深いところ、川幅の広いところでロングキャストが要求させるところで活躍します」とあり、普通のスプーンでは狙いにくいポイントを攻めるときに使うのが有効だということがわかります。

スミス ヘブンとピュアの違い

スミス ヘブンとピュア

次はスミスのヘブンとピュアの違いを書いていこうと思います。

ヘブンはピュアと比べると、シルエットが若干細長く作られています。

そして横から見てみるとヘブンの方がピュアより若干分厚くなっています。

先ほどの説明文にも書いてあったように、シルエットを細くて分厚くすることで空気抵抗を減らしてキャスト性能を向上させることに特化しているようです。

また水中では、水流の抵抗を受けにくいので浮き上がりずらく、流れの強いところでも使いやすくなっています。

フォール時には普通のスプーンよりも沈みやすいのもこのスプーンの特徴です。

ヘブンとピュアを使い分けるなら、活性が低くて底の方に魚が付いている解禁直後の時期はヘブンを中心に使って、水温が上がってくる春ごろからはピュアにチェンジするという感じが良さそうです。

スミス ヘブンはキャストがしやすい

今回釣りに来たのは近所を流れる川のうんと上流にある源流域です。

この川はサイズは小さいながらも数はそこそこいるので、ちょっとした釣りにぴったりのところです。

今回はスミスのヘブンだけを使って釣りあがっていきたいと思います。

まず、最初のポイントでヘブンをキャストしてみて感じたのは、空気抵抗が少ないためキャスト時にスーっと伸びていく感じがあります。

狙ったところに思い通りスプーンをキャストできるので、使っていてとても気持ちがいいです。

源流のような障害物の多い場所ではキャストの精度が重要になるので、そういう意味ではヘブンは源流にあったスプーンだと言えそうです。

そんな感じでヘブンのキャストを数回繰り返しているとさっそく一匹目のヤマメが姿を現しました。

ヤマメが追いつけるようにゆっくりスプーンを引いていき目の前でヒット!

スミス ヘブンで釣れたヤマメ

無事に本日一匹目のヤマメを取り込むことができました♪

4月が近づいてきたので、若干活性が上がってきたような感じがしました。

ヒットルアーはスミスヘブンのAYM3gです。

スミス ヘブンは動きが小さめ

先ほどのポイントから少し進んだところに流れの緩いポイントがありました。

真ん中の大きな岩に魚が隠れて良そうなのでスプーンを投げてみると、ヤマメが一匹顔を出しました。

しかし、ここでひとつ問題が浮上しました。

このスミスヘブンは、タダ巻きだけでは動きが小さくてとても見えにくいのです。

何度かキャストして確認してみましたが、ルアーがどこを泳いでいるか分からないことが多かったです。

トゥイッチをすればルアーが反射するので見やすくなるのですが、ただ巻きでは少し使いづらいなと思いました。

しかし、こちらからルアーが見えてなくてもヤマメはしっかりチェイスしてきているのでそこらへんは問題ないようです。

スミス ヘブンはフォールが速い

次は大きな岩に流れがあたっているポイントに着きました。

こういうポイントには高確率で魚が付いていますがポイントが小さすぎて巻きでは釣れないので、スプーンを上下にチョンチョンと動かして魚を誘っていきます。

スプーンをフォールさせてみると、ヘブンは他のスプーンと比べてフォールスピードが少しだけ速いことがわかりました。

この時期はスプーンを使って穴釣りのように釣ることが多いので、フォールのスピードが速いととてもスピーディーに釣り進むことができて助かります。

このポイントでは岩の下からヤマメが出てきて、スプーンに食いついてきましたが普通にバラして終わりました。

やはりまだ活性が低いため食いが浅いのと、フォール時はテンションが抜けるのでバラしやすいというのが問題です。

次のポイントもいったん岩の隙間あたりにスプーンをフォールさせて魚を足元までおびき寄せてからチョンチョン作戦でいきます。

この魚はかなり活性が高かったのでスプーンに突撃するようにチェイスしてきましたが、見事にバラして終わりましたw

この時期は普通にスプーンを巻いても釣れないので、フォールを多用した釣りが主になるのですが、どうしてもバラしやすくなってしまうのが玉に瑕です。

スミス ヘブン縛りで釣りあがる

その後もスミスヘブン縛りで釣りあがっていきます。

このポイントは手前の倒木が邪魔になって釣りにくいですが、高確率で魚がついているポイントです。

スプーンをキャストして巻いているとヤマメが追いかけてきたので、倒木に引っ掛からないようにスプーンをストップさせたところでヤマメが食いついてきました。

スミス ヘブンで釣れたヤマメ

この気温が低い中で普通に釣れてくれるヤマメはとても貴重です♪

色白で綺麗なちびヤマメが釣れてくれました。

ヒットルアーはスミスヘブンのGG3gです。

その後も釣り進んでいくとところどころに良さげなポイントがあり、適当にスプーンを泳がせていきます。

やはりヤマメは岩の下に隠れているようで、スプーンを回収する直前でいきなり飛び出してくるのでびっくりしますw

こういうヤマメの釣れ方がルアーの魅力でもありますね♪

しかし、こういうことは珍しくないので最後まで気が抜けません(笑)。

パーマークの綺麗なヤマメが釣れました♪

ヒットルアーはスミスヘブンのSYM3gです。

次は流れが強めな小さなポイントがでてきました。

3gのスプーンだと流れの勢いに負けてしまいそうだったので、ヘブンの5gにチェンジして狙っていきます。

白泡の奥のほうにキャストしてボトム付近をゆっくり引いていると強烈なヒット!

相当暴れましたがフックががっちりかかっていたのでばらすことなくキャッチできました♪

パーマークが不揃いな源流らしいヤマメが釣れました♪

しかし、この時期にこんなに元気なヤマメが釣れるとは思っていなかったので嬉しい一匹です♪

ヒットルアーはスミスヘブンのAYM5gでした。

その後も小さなヤマメを数匹釣ったところで終了しました♪

これにてスミスヘブンのインプレッションは終了です!

まとめ

スミス ヘブン

今回はスミス・ヘブンの簡単な説明と実釣をしながらのインプレをしましたが、このスプーンは活性の低いこの時期にぴったりのルアーだと思いました。

やはり同じスミス社のピュアと使い分けるのであれば、活性が低くフォールを多用する時期にはスミスヘブン、水温が上がってきて活性が上がる時期はスミスピュアを使うといいなと感じました。

スミス社のルアーは個人的に好きなのが多いので、また良いルアーがあったら紹介してみようと思います!

では今回はこれで!!

created by Rinker
スミス(SMITH)
¥660 (2024/04/26 17:41:25時点 Amazon調べ-詳細)

最近の渓流ルアーといえば、小魚の形をしたミノーを使うのが一般的。 しかし、ミノーが使われ始めたのは割と最近で、昔はスプ...
渓流ルアー釣りをこれから始めたいという方のなかで、どんなルアーを使えばヤマメ・イワナが釣れるか分からないという方は多いのではないでし...
自然に囲まれた中で釣りを楽しむことができる渓流ルアーフィッシング。 渓流釣りは何となく難しそうなイメージがありますが、やってみ...

スポンサーリンク
h2手前レクタングル大
h2手前レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする