スミス ニアキスのインプレ!初夏の渓をスピナーで制す

渓流釣りでとにかく釣果を求めたいときに使うルアーのスピナー。

スピナーと言えば渓流最強ルアーとの呼び声も高いARスピナーが有名ですが、同じスミス社のニアキスもよく使われるスピナーです。

実際に使ってみるとARスピナーに引けをとらないくらいニアキスも釣果を上げることができます。

ということで今回はスミス社の陰に隠れた名作ルアーのニアキスを紹介していきたいと思います!

スポンサーリンク
h2手前レクタングル大

ニアキスの紹介

ニアキスのカラー

ニアキス

ニアキスのカラーは現在25種類あります(公式)。

パッと見た感じどのカラーでも釣れそうで、さすがスミス社だなといった感じです。

スピナーはカラーのバリュエーションが少ないものが多いので、そういう点でニアキスは優秀だと思います。

ニアキスのウェイト

ニアキスの重さは3、4、6、9、12gの5種類あります。

この重さであれば渓流から本流まで使うことができるので、場所に合わせて使い分けることができます。

渓流釣りで使うことが多いのは3、4、6gですので、初めて買う方はこのあたりを買っておけば良さそうです。

本流で飛距離が欲しかったり、深いレンジを攻略したいときは9、12gを選んでみてください。

ニアキスはクレビスタイプ

ニアキスはブレットンと同じクレビスタイプのスピナーです。

同社のARスピナーはインラインタイプを採用しているので、ニアキスはその点で異なります。

クレビスタイプはレンジキープ力に優れているので初心者の方にも使いやすいです。

ニアキスでよく釣れる時期

ニアキスで良く釣れる時期は、暖かくなってムシが出てき始める4月中旬以降の時期です。

夏は活性が低くなってあまり釣れなくなるので、4月中旬から7月頃まででしょうか。

この季節はほとんどスピナーの独擅場で、スピナーを投げておけば簡単に釣れます。

ニアキスで釣れたヤマメ

ヤマメが水面に落ちてくるムシを意識しているので、スピナーを投げるとムシと勘違いして着水すると同時に食いついてきます。

今年の春はARスピナーではなくニアキス中心にスピナーで釣りましたが、相変わらず面白いようにヤマメが釣れました。

ニアキスで釣れたヤマメ

あと、トンボが多い渓流ではニアキスの釣果が上がる気がするので、そういうときは赤色のニアキスを中心に釣っていくと良いかもしれません。

これは、ちゃんと検証したわけではありませんが、トンボが多い渓流ではニアキスの釣果がいつもより少しだけ良くなる気がします。

タダ巻きで釣れる

これもスピナーを使う大きなメリットのひとつで、アクションも何もつけずにタダ巻きするだけで簡単に魚が釣れます。

スピナーはブレードがついているので他のルアーと比べるとアピール力が強く、魚のほうから勝手に集まってきてくれます。

そして、ブレードは回っていても本体は安定した姿勢で泳いでいるのでバラし難いという特徴もあります。

もし、スプーンやミノーなどのアクションを付けて魚を誘う系のルアーを使っていてバラシに悩んでいるのであれば、スピナーを使ってみるのもひとつの手かもしれません。

上の写真のような流れが若干緩いポイントでも、ブレードはそこそこ回ってくれます。

インラインタイプのARスピナーと比べると回転力は少し劣る感じがしますが、それでも普通にヤマメは釣れてくれます。

この時期のヤマメはブレードさえ付いていればムシと勘違いして、食いついてくるのかもしれません。

ただ、ニアキスはウェイト部分が魚の形をしているので、ムシと思って近づいてきた魚からしたら疑問かもしれませんw

浮き上がりにくい

ニアキスは他のスピナーと比べると、少し浮き上がりにくくなっています。

ARスピナーやブレットンなどはダウンで使うとすぐ浮き上がってくるのですが、ニアキスは割と流れのなかにとどまっています。

クレビスタイプのスピナーはレンジキープ力に優れているので、そのおかげで浮き上がりにくいのかもしれません。

ニアキスは飛距離が出やすい

スピナーを使って渓流釣りをするときの一番のデメリットは飛距離が出にくいというところです。

川幅の広いポイントや大きな淵などでは、思いっきり投げても投げたいところに届かないということがあります。

また飛距離を稼ぎたいがために余計な力が入り、狙ったポイントに落とすことが難しいです。

しかし、ニアキスは他のスピナーと比べると飛距離が出やすいので、広いポイントでも使いやすいです。

力を使わずとも飛距離が出てくれるおかげで、狙ったポイントに落としやすく結果的に釣果アップにつながっていると思います。

ニアキスで釣れたヤマメ

もしARスピナーと使い分けるのであれば、普通のポイントはARスピナーを使い広めの飛距離が必要なポイントではニアキスを使うのが良いと思います。

まとめ

今回はスミス社の陰に隠れた名作スピナーであるニアキスを紹介しましたが、ARスピナー同様によく釣れるスピナーなのでもってない方は是非試してみてください。

釣果に関してはARスピナーが優秀すぎてニアキスは少し劣ってしまいますが、飛距離はニアキスに分があるのでうまく使い分けると釣果が伸びるかなと思いました。

スピナーはムシが多い時期になると釣果が跳ね上がりますので、スプーンやミノーしか使ったことがないかたはチャレンジしてみてください!

created by Rinker
スミス(SMITH)
¥703 (2024/12/04 02:45:06時点 Amazon調べ-詳細)

渓流ルアー釣りをこれから始めたいという方のなかで、どんなルアーを使えばヤマメ・イワナが釣れるか分からないという方は多いのではないでし...
渓流ルアーフィッシングを始めるにあたって避けては通れないロッド選び。 渓流はターゲットとなる魚のサイズが小さいぶん非常に繊細で...
渓流ルアーフィッシングを始めるにあたって、避けては通れないリール選び。 リールはそれぞれ大きさが違ったり、特徴が違ったりするの...
これから渓流釣りを始めようとするときに、最初の壁になるのが道具選び。 渓流釣りにはどんな道具が必要なのか、また便利グッズがあれ...
自然に囲まれた中で釣りを楽しむことができる渓流ルアーフィッシング。 渓流釣りは何となく難しそうなイメージがありますが、やってみ...
スポンサーリンク
h2手前レクタングル大
h2手前レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする