最近は外が暖かくなってきて、渓流釣りの気持ちがいい季節になってきましたね♪
気温が上がると同時に、魚の活性も少しづつ上がってきてルアーへの反応も良くなってきました。
そして、春になると渓流釣りをするうえで避けては通れない”ムシ”たちも徐々に増えてきました(笑)。
ムシが嫌いな僕からすればあまりムシが出てくるのは嬉しい話ではありませんが、このムシが出てくる時期になるとスピナーが威力を発揮します。
そこで今回は、スピナーの中でも古くからの代表作であるダイワのブレットンを紹介していきたいと思います!
ダイワ・ブレットンの簡単な説明
まずはダイワ・ブレットンの簡単な紹介からしていきたいと思います。
ダイワ・ブレットンは、フランス製のスピナーでダイワが輸入して日本で販売しています。
発売されてから30年以上たっており、不朽の名作スピナーとなっております。
ブレットンが今でも人気である理由には、スピナーなので釣果が安定して期待できるのと、値段が他のスピナーと比べても安いところにあります。
現在人気のスピナーでスミスのARスピナーがありますが値段が1つ700円程度するのに対し、ブレットンは2つ入りで800円ほどと約半分程度の値段で買えてしまいます。
値段が安いからと釣れないわけではなく、ARスピナー同様に渓流での威力はバツグンで数釣りも十分楽しめます。
ダイワ・ブレットンのサイズ
ダイワ・ブレットンのサイズは5種類あります。【公式】
軽いものから順に#1(3g)#2(5g)#3(7g)#4(9g)#5(11g)となっています。
そして#1(3g)~#3(7g)までが1パック2つ入りのものになります。
サイズを見るとブレットンは渓流域で使うのにちょうどいいスピナーだなと思います。
3gのものであればどうにか源流域でも使えそうな感じはあります。
ダイワ・ブレットンのカラー
ダイワブレットンのカラーは全部で10種類あります。
基本的にはゴールド・シルバーを基準としており、それに簡単な模様をつけてカラーのラインナップを増やしている感じです。
どのカラーも似たようなもので、どれを使っても釣果は左右されないと思うので自分の好きなカラーを選ぶのをおすすめします。
ダイワ・ブレットンを使って渓流釣り!
ということで今回はダイワ・ブレットンを試しに近所の川にやってきました。
気温は20度くらいとちょうど良く、前日に少し雨が降ったので水量も少しだけマシになりました。
マシになったとは言え、まだまだ渇水状態ですw
以前来たときは、右上に写っている石のてっぺんがギリギリ水面から出ているくらいだったので、水量は半分以下になってます。
とは言っても、このポイントは以前から一匹はヤマメがついているので、白泡の下に隠れている可能性が高いです。
ということで、試しにスピナーを投げてみるとやはり白泡の下からヤマメが出てきました。
そして、ギリギリでブレットンに食いつきヒット!
めちゃくちゃ浅いのでヤマメも丸見えです(笑)。
ブレットンで初めて釣れた記念すべき1匹目のヤマメです♪
ここらへんで良く釣れる色白でキレイなヤマメでした。
ヒットルアーはダイワ・ブレットンの赤G#1(3g)です。
やはりスピナーは狭いポイントでもゆっくり引いてくることができるので、源流域や渇水時のポイントにでも使えるなと思いました。
先ほどのポイントの堰を登ると、源流っぽい感じのところが続いています。
ポイントは小さめですが、どのポイントにヤマメがいてもおかしくないので、一つ一つ探っていきます。
するとスピナーが着水すると同時にヤマメが猛スピードで泳いできて見事にヒット!
源流域なのでヤマメの食欲も旺盛のようです。
サイズは小さめですが、生きのいいヤマメが釣れました♪
ただ生きが良すぎてフックを丸呑みしており、フックを外すのに苦労しました(^^;
やはりヤマメは他の渓魚と比べても口が大きいなと思いました。
ヒットルアーはブレットンの黒G#1(3g)です。
ポイントをどんどん探りながら上流に進んでいきます。
すると流れの緩い広めのポイントがあったのでブレットンを投げてみると、着水と同時にヤマメがヒットしました。
スピナーを使っているとよくある落ちパクヒットですw
しかしフックがしっかり刺さっていなかったのか、バレて逃げていきました。
周りを見渡すとトビケラが数匹とんでおり、やはりこういう時はスピナーの釣果が良いなとおもいました。
岩がゴロゴロした源流を登っていくと小さなポイントがたくさんあります。
なので、なんとか釣れそうなポイントを探してブレットンをキャストしていきます。
すると、ブレットンが着水したと同時にどこからともなくヤマメが追いかけてきてヒットします。
源流ヤマメの貪欲さはすごいですw
サイズは小さいですがキレイなヤマメが釣れました。
不規則なパーマークもたまにはいいなと思いました♪
ヒットルアーは、ブレットンの赤S#1(3g)です。
次は壁にそって流れがある良さげなポイントに着きました。
こういうところは高確率でヤマメがついているので期待できます。
1、2投目は無反応だったので、いないわけはないよなと思いながら3投目をキャストするとヒット!!
なんとかヤマメを釣ることができました♪
源流ヤマメは警戒心も非常に強いので、ポイントによってはしつこく攻めないと釣れないので見極めが大変ですね(^^♪
ヒットルアーはブレットンの黒S#1(3g)です。
このあとも小さな堰の下の釣り堀のようなポイントで数匹小さなヤマメを釣って終了しました。
ヒットルアーは、ゼブラ赤G#2(5g)です。
どのヤマメも似たようなサイズをしていましたw
ヒットルアーはブレットンのゼブラ黒G#2(5g)です。
ということでブレットンを使った実釣はここで終了です!
次はブレットンを使うときの注意点をまとめてみます。
ブレットンを使って気になったところ
今回、ブレットンを使っていて気になったところが2つありまして、1つ目は糸ヨレについてです。
スピナーはブレードが回転することによって強力なアピールをすることができますが、その回転の影響で糸がクルクルにヨレてしまいます。
最近のスピナーですと糸ヨレ防止にローリングスイベルが一体となっているものが多いですが、ブレットンは古いスピナーのためスイベルはついていません。
ですので、スイベルが一体となったスナップを一緒に使うのがおススメです。
これがあるだけで糸ヨレがほとんどなくなるので釣りが快適になります。
もう1つ気になったところは、フックが強力すぎるところです。
ブレットンに最初からついているフックはバーブありのトレブルフックなのですが、サイズが大きいので小さな魚が釣れてしまったときのダメージがとても大きいです。
丸呑みされることも多く、フックを外している間にかなり弱ってしまいます。
リリース派の方は少し大変ですが、フックを交換してから使いましょう♪
まとめ
今回はダイワのブレットンを使って渓流釣りをしてみましたが、古いスピナーなのにヤマメがたくさん釣れて驚きました。
スピナー特有の糸ヨレもスイベル付きスナップを使えば解消できたので、非常に使いやすかったです。
これからさらに暖かくなってムシが増えてくるとスピナーの効果も増してくるので、スピナーをもってない方は揃えておきましょう♪
では今回はこれにて!!