シマノの人気ハイエンドリールの19ヴァンキッシュ。
圧倒的な軽さと巻き心地の良さを兼ね揃えており、ライトゲーム向けのリールとしてアングラーから人気があります。
そんなライトゲームで人気のヴァンキッシュですが、渓流ルアーフィッシングにもピッタリということで今シーズンから導入しました。
実際に渓流で使ってみるとメリットだらけだったので今回はそのインプレを書いてみたいと思います!
ヴァンキッシュを開封
まずはヴァンキッシュの開封から書いていきたいと思います。
通販で頼んで届いた段ボールを開けてみるとなにか黒い箱が出てきました。
これまで買った安いリールは箱が青だったり赤だったりしたのでこの黒い箱からは高級感を感じます。
中身をすべて取り出してみるとこんな感じです。
この中で気になったのはハンドルがリール本体と別々に入れてあるところです。
高いリールはねじ込み式というタイプが採用してあるようでハンドルをリールにねじ込んで使うみたいです。
これまで使ったリールはリール本体にハンドルがくっついていたので、このような違いがあるのは知りませんでした。
そのほかのリールを入れる袋だったり説明書などはいつも通りでした。
見た目がかっこいい
ヴァンキッシュを組み立てて眺めていると、このリールは落ち着いたかっこよさがあるなと思いました。
渓流釣りは他の釣りと比べると落ち着いた釣りというイメージがあるのですが、このリールはそのイメージとうまく合っている気がします。
渓流で使われるリールはカルコンとかでもゴールドではなくシルバーが人気があるみたいに、どちらかと言えば落ち着いたカラーのものが好まれる傾向にあるようです。
そういう意味でこのヴァンキッシュの渋さは割と渓流ルアーフィッシングにマッチしているなと感じました。
ヴァンキッシュは軽い
ヴァンキッシュの大きな特徴のひとつにリールの軽さがあります。
ヴァンキッシュは渓流で使われる1000・2000番サイズの重量が145gと、他のリールと比較してもかなり軽いです。
以前使っていたコスパリールのレブロスが2000番で225gだったので80gほど軽くなっています。
実際に持ち比べてみるとやはり80gは結構大きな差があるなと感じました。
また、同じハイエンドのステラが170gほどですので20g以上ヴァンキッシュが軽くなっています。
このヴァンキッシュの軽さは、渓流釣りで使うにあたって結構大きなメリットです。
軽いので長時間使っていても疲れにくいというのはもちろんですが、その他にも崖を登るときなど両手を使いたい状況で置き場に困らないというメリットもあります。
以前は険しいところを登るときにタックルを草の上に置いていたら登っている間に下に落ちていたということがあったのですが、このリールに変えてからちょっとした草の上にもふわっとおけるようになったので安心して険しいところを登れるようになりました。
このような状況は渓流釣り以外では少ないと思いますので、渓流釣りならではのメリットだと言えそうです(笑)。
巻き心地がすごくいい
ヴァンキッシュを使い始めてねじ込み式リールのメリットを始めて知ったのですが、巻き心地がとても滑らかです。
ハンドルが本体とくっついたタイプのリールだとハンドルを回すときに多少ガタつきが出るのですが、ねじ込み式タイプだとガタつきが一切ありません。
そのため巻き心地が信じられないほど滑らかで、ハンドルを回すだけで何か楽しさというか気持ち良さが感じられます。
リールが良いだけでこんなに渓流釣りが快適になるとは思ってなかったので、導入して良かったなと思いました。
ドラグ音が気持ちいい
渓流釣りで釣れるようなヤマメやイワナはサイズがそこまで大きくないのでドラグ性能はそこまで重視しなくても良いかもしれませんが、ヴァンキッシュのドラグ性能はかなり高いなと感じました。
以前、熊本の木郷滝釣りセンターで40センチを超えるようなヤマメやイワナとファイトすることがあったのですが、その時初めてこのリールのドラグ性能の良さに気づきました。
まず、ラインの滑り出しがなめらかでラインがスッと出て行きます。
そしてファイト中もラインがずっと滑らかに出て行ってくれるので、魚をうまくいなしながらキャッチまで持ち込むことができます。
ドラグの音も気持ちよく、それが聞きたいがためにドラグを緩めにしてファイトしたいと思うほど良い音です。
渓流だとドラグを使う場面はあまりありませんが、不意に大物がかかった時などはドラグ性能によってキャッチできるかできないかが変わってきますのでドラグ性能は大事だと思いました。
まとめ
今回はシマノの19ヴァンキッシュのインプレを書いてみましたが、渓流で使うのにピッタリの良いリールだと思いました。
ハイエンドなので値段は高めですが、軽さ・巻き心地・ドラグ性能どれをとってもレベルが高いので、快適に渓流ルアーをするなら買う価値は充分にありそうだと感じました。
渓流は慣れてないとリールを傷つけてしまうことが多いので、渓流に慣れてリールを買い替える時に是非検討してみてください!